病院関係と精神療法・カウンセリングの2つの場所があります。
病院関係
[精神科]
治療の入り口としては、総合病院の精神科が便利であるといえます。
総合病院なので、身体の検査も受けやすく、うつなどの精神症状にも対処しやすい
環境にあります。
内科や婦人科への相談がしやすいというのも利点です。
外来にはまず1〜2週間に1回通院し、身体のチェックをしながら、
症状の背後にあるさまざまな問題を話し合っていきます。
症状を自分で記録して考える認知療法をおこなうこともあります。
栄養士の栄養指導を受けると食事面での治療が進みます。
家族には治療初期から積極的に参加していただく場合もありますし、
まずは患者の方個人の治療を最優先することもあります。
精神科の個人クリニックも、摂食障害の患者さんをよく見ているクリニックであれば、
簡単な身体チェックはできますし、精神症状への対処もできます。
クリニックは駅前など便利な所にあることも多く、総合病院より待ち時間も
一般的に少なくてすみます。
クリニックには、心理士が勤務していることもあり、薬の処方や身体チェックは
ドクターがやって、あとはおもに心理士が治療するということもあります。
日本の精神病院は伝統的には、精神分裂病や躁うつ病の入院治療を中心にやってきたので、
摂食障害の患者の方を専門的に見ているところは少ないのですが、病院によっては
積極的に治療しているところもあります。
入院か外来かという点については、日本では、入院治療は大事な選択肢の一つです。
もちろん、デイケアなどの外来治療の選択肢が広がってくれば事情は違いますが、
日本の現状では、入院になって初めて患者の方とも家族とも、充分な面接を重ねる
ことができるようになる場合が少なくないのです。
また、日本では、大学生になっても家族といっしょに住んでいることがまれではなく、
「自立」の問題を自分でゆっくり考えたくても、日々の食事をめぐる親子げんかで
精いっぱいで、冷静に考えられないことが多いようです。
それまでは相手を非難ばかりしていた親子が、入院して初めて自分自身の問題点に
気づくということもよくある例です。
食事についても、どうしても自宅では我流になってしまいがちですが、
病院では、
拒食や過食の症状も隠せないですし、普通の食事とはこういうもの、という
「モデル」に毎日触れることができるなどの利点があって、治療が進むのが一般的です。
外来では人間関係上の不適応的なパターンを隠せても病棟では隠せないため、
治療が深まるということもまれではありません。
外来ではおもに医者だけが接しますが、病棟では多くの看護婦さんたちにも接する
ことができ、そのことがとてもよい結果をもたらすケースが多いのです。
どの治療を選ぶにしても、重要なのは、治療を選択するときに、患者の方も
その話し合いに充分参加することです。
患者の方が危険な考え方をしているときは、結果的に医者の意見を優先することも
ありますが、それでも、そこへ至るまでの話し合いは必要です。
[心療内科]
心療内科は、胃潰瘍、気管支喘息など、心理的ストレスで身体に症状が出る病気を
扱う科です。
ストレスに対する対処の練習なども行なっています。
摂食障害にも心理的ストレスの身体化という面は大いにあるので、多くの患者の方が
心療内科に通っています。
しかし、うつ、不安、自殺願望など精神症状が強かったり、衝動性の問題が
あったりする場合は、精神科的薬物療法や入院治療を考慮しなければならないことも
多いので、はじめから精神科を受診するほうがよいでしょう。
2008年03月20日
過食症の治療はどこで受けるか?
ニックネーム aimi at 10:55| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月19日
摂食障害の治療は?
摂食障害の治療は、身体面の治療と心理面の治療とに分かれます。
摂食障害の基本的な発症原因は心理的な問題ですから、治療は心理治療が主体になります。
しかし、この病気は精神と身体が相互的に影響を及ぼして進行する病態ですから、
身体的治療も心理的治療と同様に大切だといえます。
身体面は内分泌系や中枢神経系を介して心理面に影響を及ぼします。
低栄養状態は抑うつや焦燥感、強迫傾向を強めることになり、集中力や自発性も低下させます。
一方、心理的問題があれば、これも中枢神経系を介して自律神経や内分泌系などの
バランスを乱し、身体に症状が出てきます。
また、摂食障害は摂食行動によって生じますから、身体と心理に加えて、
”行動“という要因が関係してきます。
つまり、身体・精神・行動の悪循環が起こるわけです。
この悪循環を、どの地点でどのようにして断ち切り、好ましい循環へと変化させて
いくかということが、治療の重要な目的です。
このサイトでは、治療について述べますが、ここに述べる方法が治療のすべてでは
ありません。
また、どのような治療法が適切かは個別的状況によって異なります。
もし現在の治療法について疑問がある場合には、治療者に遠慮なく質問して、
充分に説明を受けてください。
納得して治療を受けることが治療を成功させるカギとなるでしょう。
摂食障害の基本的な発症原因は心理的な問題ですから、治療は心理治療が主体になります。
しかし、この病気は精神と身体が相互的に影響を及ぼして進行する病態ですから、
身体的治療も心理的治療と同様に大切だといえます。
身体面は内分泌系や中枢神経系を介して心理面に影響を及ぼします。
低栄養状態は抑うつや焦燥感、強迫傾向を強めることになり、集中力や自発性も低下させます。
一方、心理的問題があれば、これも中枢神経系を介して自律神経や内分泌系などの
バランスを乱し、身体に症状が出てきます。
また、摂食障害は摂食行動によって生じますから、身体と心理に加えて、
”行動“という要因が関係してきます。
つまり、身体・精神・行動の悪循環が起こるわけです。
この悪循環を、どの地点でどのようにして断ち切り、好ましい循環へと変化させて
いくかということが、治療の重要な目的です。
このサイトでは、治療について述べますが、ここに述べる方法が治療のすべてでは
ありません。
また、どのような治療法が適切かは個別的状況によって異なります。
もし現在の治療法について疑問がある場合には、治療者に遠慮なく質問して、
充分に説明を受けてください。
納得して治療を受けることが治療を成功させるカギとなるでしょう。
ニックネーム aimi at 23:42| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月18日
過食症・心理療法の考え方
やせを求める気持ちの根っこにある心理・環境的問題に向かい合うことが治療の課題です。
食事の問題のほかに、独り立ちすることへの不安や、本当の自分を見つけられないという
迷い、対人関係への自信のなさ、あるいは過去の家族関係などが治療のテーマになるかも
しれません。
治療者と話し合ったり、心理療法を受けながら、患者さん自身が【自分のあり方】
【今後の生き方】を探ります。
受身ではなく、心理療法を自分のために使いこなすというつもりで受ければよいと思います。
心理療法は、治療者という他人が心の中に踏み込んでくるのではなく、あくまでも
自分探しをするための伴走者を持つことなのです。
本人の“治そう”とする気持ちを治療者が手伝ったり、能率よく進めたり支持したりしながら、
適切な対処技能を獲得できるようにするのが目的です。
治療者とともにさまざまな問題を解決していくプロセスを通して、過去から持ち越してきた
問題を考え直したり、将来へと向かう新しい行動パターンを獲得していくことでしょう。
心理治療としては、カウンセリング・行動療法・家族療法・精神分析的療法・箱庭療法
認知療法・各種の芸術療法などが行われています。
治療は、医師・心理士・ソーシャルワーカー・看護婦などによって行われます。
食事の問題のほかに、独り立ちすることへの不安や、本当の自分を見つけられないという
迷い、対人関係への自信のなさ、あるいは過去の家族関係などが治療のテーマになるかも
しれません。
治療者と話し合ったり、心理療法を受けながら、患者さん自身が【自分のあり方】
【今後の生き方】を探ります。
受身ではなく、心理療法を自分のために使いこなすというつもりで受ければよいと思います。
心理療法は、治療者という他人が心の中に踏み込んでくるのではなく、あくまでも
自分探しをするための伴走者を持つことなのです。
本人の“治そう”とする気持ちを治療者が手伝ったり、能率よく進めたり支持したりしながら、
適切な対処技能を獲得できるようにするのが目的です。
治療者とともにさまざまな問題を解決していくプロセスを通して、過去から持ち越してきた
問題を考え直したり、将来へと向かう新しい行動パターンを獲得していくことでしょう。
心理治療としては、カウンセリング・行動療法・家族療法・精神分析的療法・箱庭療法
認知療法・各種の芸術療法などが行われています。
治療は、医師・心理士・ソーシャルワーカー・看護婦などによって行われます。
ニックネーム aimi at 23:54| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月18日
過食症の治療・行動療法と集団療法
過食症の治療である、行動療法と集団療法についてです。
*行動療法
習慣になっている不適切な食行動をなくし、適切な食行動の形成を目指す治療法です。
症状はなんらかの要因で強化されている、たとえば、やせると周囲から関心を寄せられる、
病気になるといやな現実から逃避できる、食べることでストレスや不安を忘れることが
できる、などの要因が症状を長引かせていると考えるわけです。
症状を除くだけでなく、正しく認識して適切な食行動を作るための行動療法的カウンセリング
も行われます。
*集団療法
集団療法とは、計画的に組織された集団の場を設定することで、対人関係を体験し、
自己評価の向上や適切な行動を学んでいく治療法です。
グループを組んで、話し合いをしたり心理療法的な活動を行なったりします。
日本では行なっている所が多くはありませんが、欧米などでは盛んに行なわれています。
参加者の自主性を重んじるグループから、指導者の指示を重んじるグループまで、
いろいろなやり方があります。
自分に合う方法なら、治療者との1対1の治療とはまた違ったよさを見い出すことができます。
*行動療法
習慣になっている不適切な食行動をなくし、適切な食行動の形成を目指す治療法です。
症状はなんらかの要因で強化されている、たとえば、やせると周囲から関心を寄せられる、
病気になるといやな現実から逃避できる、食べることでストレスや不安を忘れることが
できる、などの要因が症状を長引かせていると考えるわけです。
症状を除くだけでなく、正しく認識して適切な食行動を作るための行動療法的カウンセリング
も行われます。
*集団療法
集団療法とは、計画的に組織された集団の場を設定することで、対人関係を体験し、
自己評価の向上や適切な行動を学んでいく治療法です。
グループを組んで、話し合いをしたり心理療法的な活動を行なったりします。
日本では行なっている所が多くはありませんが、欧米などでは盛んに行なわれています。
参加者の自主性を重んじるグループから、指導者の指示を重んじるグループまで、
いろいろなやり方があります。
自分に合う方法なら、治療者との1対1の治療とはまた違ったよさを見い出すことができます。
ニックネーム aimi at 20:54| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月18日
過食症の治療・家族療法
家族療法は、個人ではなく家族全体という視点に立って治療を進める方法です。
家族全体として相互がどう影響しあって反応しているかを重視して考えます。
また、過去にこだわらず“今、ここで、なにをすべきか”を主題とした具体的な問題に
取り組みます。
子どもの摂食障害では、家族療法がよく行われます。
家族が互いに強く絡み合った関係になっている場合などは、この療法が効果的です。
個人としての自立をすすめ、父母は父母として子どもは子どもとしても世代間のけじめ
をつけ、家族が摂食以外の本質的な問題に目を向けるようになることが治療の目的です。
さまざまな治療技法がありますが、“システム論的家族療法”がよく行われています。
家族全体として相互がどう影響しあって反応しているかを重視して考えます。
また、過去にこだわらず“今、ここで、なにをすべきか”を主題とした具体的な問題に
取り組みます。
子どもの摂食障害では、家族療法がよく行われます。
家族が互いに強く絡み合った関係になっている場合などは、この療法が効果的です。
個人としての自立をすすめ、父母は父母として子どもは子どもとしても世代間のけじめ
をつけ、家族が摂食以外の本質的な問題に目を向けるようになることが治療の目的です。
さまざまな治療技法がありますが、“システム論的家族療法”がよく行われています。
ニックネーム aimi at 13:58| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月18日
過食症の薬物療法
治療に薬を使用する場合は、症状に合った必要最小限を使用します。
精神面の改善に対しては、不安や緊張をやわらげる抗不安薬や、うつ状態を改善
させるための抗うつ薬がよく処方されます。
抗うつ薬は過食の改善にも効果があるとされています。
抗精神病薬、抗てんかん薬が使われる場合もあります。
その他に、消化薬、吐き気止め、便秘予防、自律神経調整薬などが用いられます。
低栄養がある場合には、栄養補給としてアミノ酸製剤や栄養剤を使う場合もあります。
その他、ビタミン薬、消化薬、睡眠薬、胃腸機能調整薬、漢方製剤などや
頭痛があれば鎮痛剤というように症状に応じた薬が必要な場合もあります。
精神面に対する薬は、意思が症状に適した種類の薬を選び、副作用に注意しながら
用います。
少量から始めて効果を見ながら少しずつ増量する場合もあるので、服用する人は
医師の指示を守ることが大切です。
というのは、効果が出ずにほかの薬に変更しなければならなかったり、副作用を
見逃してしまうことがあるからです。
守るべき使用法や副作用を医師によく確かめてから服用し、指示された服薬法を
守る必要があります。
そして、
“服用してなにがどう変わったか”
を医師に報告することも必要です。
“効果が見られない”
“のむと身体がつらい”
なども遠慮せずにいうことです。
その後の処方のための大切な情報となります。
摂食障害は身体症状、精神症状、行動が悪循環しながら悪化するので、
薬を適切に使うと悪循環を拡大せずにすむ場合もあります。
ただし大切なことは、薬だけでは治らないと知っていることです。
中には薬に頼りすぎる人もいますが、薬だけでは治癒に至りません。
なお、頑固な便秘には困りますが、下剤は習慣性があり、多量を服用しないと
効果が出なくなってしまいます。
乱用すると腸の機能が損なわれていっそう便秘を強めることになります。
医師の注意をよく聞いて、市販の薬など安易に使用しないようにしましょう。
精神面の改善に対しては、不安や緊張をやわらげる抗不安薬や、うつ状態を改善
させるための抗うつ薬がよく処方されます。
抗うつ薬は過食の改善にも効果があるとされています。
抗精神病薬、抗てんかん薬が使われる場合もあります。
その他に、消化薬、吐き気止め、便秘予防、自律神経調整薬などが用いられます。
低栄養がある場合には、栄養補給としてアミノ酸製剤や栄養剤を使う場合もあります。
その他、ビタミン薬、消化薬、睡眠薬、胃腸機能調整薬、漢方製剤などや
頭痛があれば鎮痛剤というように症状に応じた薬が必要な場合もあります。
精神面に対する薬は、意思が症状に適した種類の薬を選び、副作用に注意しながら
用います。
少量から始めて効果を見ながら少しずつ増量する場合もあるので、服用する人は
医師の指示を守ることが大切です。
というのは、効果が出ずにほかの薬に変更しなければならなかったり、副作用を
見逃してしまうことがあるからです。
守るべき使用法や副作用を医師によく確かめてから服用し、指示された服薬法を
守る必要があります。
そして、
“服用してなにがどう変わったか”
を医師に報告することも必要です。
“効果が見られない”
“のむと身体がつらい”
なども遠慮せずにいうことです。
その後の処方のための大切な情報となります。
摂食障害は身体症状、精神症状、行動が悪循環しながら悪化するので、
薬を適切に使うと悪循環を拡大せずにすむ場合もあります。
ただし大切なことは、薬だけでは治らないと知っていることです。
中には薬に頼りすぎる人もいますが、薬だけでは治癒に至りません。
なお、頑固な便秘には困りますが、下剤は習慣性があり、多量を服用しないと
効果が出なくなってしまいます。
乱用すると腸の機能が損なわれていっそう便秘を強めることになります。
医師の注意をよく聞いて、市販の薬など安易に使用しないようにしましょう。
ニックネーム aimi at 13:51| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月18日
過食症の栄養カウンセリング
摂食障害では、栄養カウンセリングは重要な治療法です。
栄養カウンセリングは食べ方や食べる量を其制するものではありません。
やせたいという卒望や多理状態を受け入れて、現状に即したアドバイスが行なわれ
ます。
無理に体重を増やすことが目的ではなく、できる範囲で栄養バランスをととのえる
ことが目的です。
メニューやエネルギーに希望を入れることができますし、栄養に関する偏った
思い込みがあれば、良きアドバイスが得られるでしょう。
可能なら、定期的に栄養カウンセリングを受けることをおすすめします。
栄養カウンセリングは食べ方や食べる量を其制するものではありません。
やせたいという卒望や多理状態を受け入れて、現状に即したアドバイスが行なわれ
ます。
無理に体重を増やすことが目的ではなく、できる範囲で栄養バランスをととのえる
ことが目的です。
メニューやエネルギーに希望を入れることができますし、栄養に関する偏った
思い込みがあれば、良きアドバイスが得られるでしょう。
可能なら、定期的に栄養カウンセリングを受けることをおすすめします。
ニックネーム aimi at 12:50| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月18日
過食症と認知行動療法
現在、欧米で広く用いられている治療法です。
近年、日本でも認知行動療法が普及してきました。
この認知行動療法とは、拒食症の人の主観的で間違った認識による摂食の悪循環
を変化させていく治療です。
ものの解釈の仕方(認知)の誤りを正す認知療法と、それをかえていく行動を指導
して治療していく行動療法を合わせているため、認知行動療法と呼んでいます。
摂食障害の発症には自己概念(自分をどう考えるか)の形成が関係していると
いわれています。
また、自分に起こるものごとに関する偏った思い込みもあります。
認知行動療法では、こうした思い込みを是正していきます。
たとえば、“すべてかゼロか”“白か黒か”“肥満かやせか”というふうに、
極端な答えを求める考え方、
過度の道徳的な考え方、
物事を二分極する考え方、
過剰適応した考え方、
などの傾向があれば、そのことに気づいて直していく方法です。
“私は弱い、私は下手だ、私は嫌われている”などの自己否定的な考え方も変えて
いきます。
具体的には、まず行動療法によって、食行動を改善します。
つまり、過食嘔吐や拒食によって飢餓状態と過食状態を繰り返したことによる身体や
脳の暴走を正常に戻していくのです。
そして食生活改善によって身体と心が落ち着いてきたら、認知療法によって
「認知のゆがみ」を修正していきます。
具体的には、次のようなものが行われるようです。
一週間単位の活動スケジュールの作成
リラクセーション訓練
ロールプレイのよる自己の問題点の理解
自己主張訓練
社会的スキル訓練 等です。
近年、日本でも認知行動療法が普及してきました。
この認知行動療法とは、拒食症の人の主観的で間違った認識による摂食の悪循環
を変化させていく治療です。
ものの解釈の仕方(認知)の誤りを正す認知療法と、それをかえていく行動を指導
して治療していく行動療法を合わせているため、認知行動療法と呼んでいます。
摂食障害の発症には自己概念(自分をどう考えるか)の形成が関係していると
いわれています。
また、自分に起こるものごとに関する偏った思い込みもあります。
認知行動療法では、こうした思い込みを是正していきます。
たとえば、“すべてかゼロか”“白か黒か”“肥満かやせか”というふうに、
極端な答えを求める考え方、
過度の道徳的な考え方、
物事を二分極する考え方、
過剰適応した考え方、
などの傾向があれば、そのことに気づいて直していく方法です。
“私は弱い、私は下手だ、私は嫌われている”などの自己否定的な考え方も変えて
いきます。
具体的には、まず行動療法によって、食行動を改善します。
つまり、過食嘔吐や拒食によって飢餓状態と過食状態を繰り返したことによる身体や
脳の暴走を正常に戻していくのです。
そして食生活改善によって身体と心が落ち着いてきたら、認知療法によって
「認知のゆがみ」を修正していきます。
具体的には、次のようなものが行われるようです。
一週間単位の活動スケジュールの作成
リラクセーション訓練
ロールプレイのよる自己の問題点の理解
自己主張訓練
社会的スキル訓練 等です。
ニックネーム aimi at 00:39| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月17日
過食症の入院治療
安易な入院は子どもを家庭や学校や友人から遠のかせ、孤立や学業の遅れなどの二次的な問題を生む場合もあります。
また、「困れば入院すればいい」と入院を逃げ込み口として入退院をくり返すようになる場合もあります。
可能な限り、外来入院の治療を行なうことが望ましいでしょう。
しかし、入院がどうしても必要になる場合もあります。
低栄養状態で身体的危機に陥ると緊急入院を要します。
また、発症早期に摂食障害について学んだりカウンセリングや栄養指導を受ける
「教育的入院」が非常に効果的な場合もあります。
☆どんなときに入院するか
神経性食欲不振症では体重減少が顕著なので、
身体的処置を目的とする入院が多く、
過食症では過食や嘔吐などの習慣行動を是正するための入院が多くなります。
◎顕著なやせや代謝障害があり、緊急の身体的治療が必要な場合
◎拒食から過食が生じてきたときに、早期に過食を止めるため
◎家族間の葛藤が強くなり、家族との分離が必要な場合
◎強迫行動・抑うつ・自傷行為・自殺企図・暴力などが止められない場合
◎入院治療への本人の意欲が強く、症状改善にプラスになると思われる場合
◎排出行動(嘔吐・薬物乱用など)が外来で対処できない場合
◎発症早期の教育的入院
◎入院食を使って、適切な摂食を身につけるため
☆治癒判定
治療の基本的な目的は、摂食障害を乗り切ることを通して、より前向きな生き方を模索することです。
治療終了は次のような項目で判断しますが、
「自分をやさしく受け入れて、楽しい思いで日常を過ごすことができること」
が最たる目標です。
◎著しい摂食行動の以上や排出行動が減少(消失)すること
◎体重や体型への固執が軽減し、体重と自己評価を切り離して考えられること
◎身体的に健康なバランスが維持されること
◎社会生活上に著しい問題がないこと
また、「困れば入院すればいい」と入院を逃げ込み口として入退院をくり返すようになる場合もあります。
可能な限り、外来入院の治療を行なうことが望ましいでしょう。
しかし、入院がどうしても必要になる場合もあります。
低栄養状態で身体的危機に陥ると緊急入院を要します。
また、発症早期に摂食障害について学んだりカウンセリングや栄養指導を受ける
「教育的入院」が非常に効果的な場合もあります。
☆どんなときに入院するか
神経性食欲不振症では体重減少が顕著なので、
身体的処置を目的とする入院が多く、
過食症では過食や嘔吐などの習慣行動を是正するための入院が多くなります。
◎顕著なやせや代謝障害があり、緊急の身体的治療が必要な場合
◎拒食から過食が生じてきたときに、早期に過食を止めるため
◎家族間の葛藤が強くなり、家族との分離が必要な場合
◎強迫行動・抑うつ・自傷行為・自殺企図・暴力などが止められない場合
◎入院治療への本人の意欲が強く、症状改善にプラスになると思われる場合
◎排出行動(嘔吐・薬物乱用など)が外来で対処できない場合
◎発症早期の教育的入院
◎入院食を使って、適切な摂食を身につけるため
☆治癒判定
治療の基本的な目的は、摂食障害を乗り切ることを通して、より前向きな生き方を模索することです。
治療終了は次のような項目で判断しますが、
「自分をやさしく受け入れて、楽しい思いで日常を過ごすことができること」
が最たる目標です。
◎著しい摂食行動の以上や排出行動が減少(消失)すること
◎体重や体型への固執が軽減し、体重と自己評価を切り離して考えられること
◎身体的に健康なバランスが維持されること
◎社会生活上に著しい問題がないこと
ニックネーム aimi at 22:14| Comment(0)
| 過食症の治療
2008年03月17日
過食症と家族カウンセリング
*家族カウンセリング
患者の方の家族に対して、おもに次のようなことが話し合われます。
@ 病気と患者の方への理解
摂食障害への理解を深めてもらう。
同時に、患者の方の気持ちを理解できるように話し合う。
もし誤った認識や対応があればどう変えていくかを考える。
A 治療への動機づけ
治療には家族の協力が不可欠であることを理解してもらい、積極的な治療参加を求める。
B 不安の軽減
これからの治療についてよく知ってもらい、過剰な不安をなくしてもらう。
C 治療協力者としての自覚
発症の原因は家族の問題だけではないことを理解してもらい、“今、これから”に目を向けて、
ともに治療協力していくという自覚を持ってもらう。
D 患者の方への対応の具体的指導
日常生活での適切な対応方法を知ってもらう。
E 家族関係の変容
家族の“だれが悪い”ということではなく、家族を全体としてとらえ、相互関係を考えながら
改善するように話し合う。
F 症状の肯定的位置づけ
発症は、患者の方や家族のあり方を向上的に変化させるチャンスであることを理解してもらう。
G 心理的問題への援助
家族に心理的問題があれば、その解決について話し合う。
H 家族内関係の調査
患者の方の兄弟関係やほかの同居家族との関係などについて話し合い、問題点があれば
改善する。
患者の方の家族に対して、おもに次のようなことが話し合われます。
@ 病気と患者の方への理解
摂食障害への理解を深めてもらう。
同時に、患者の方の気持ちを理解できるように話し合う。
もし誤った認識や対応があればどう変えていくかを考える。
A 治療への動機づけ
治療には家族の協力が不可欠であることを理解してもらい、積極的な治療参加を求める。
B 不安の軽減
これからの治療についてよく知ってもらい、過剰な不安をなくしてもらう。
C 治療協力者としての自覚
発症の原因は家族の問題だけではないことを理解してもらい、“今、これから”に目を向けて、
ともに治療協力していくという自覚を持ってもらう。
D 患者の方への対応の具体的指導
日常生活での適切な対応方法を知ってもらう。
E 家族関係の変容
家族の“だれが悪い”ということではなく、家族を全体としてとらえ、相互関係を考えながら
改善するように話し合う。
F 症状の肯定的位置づけ
発症は、患者の方や家族のあり方を向上的に変化させるチャンスであることを理解してもらう。
G 心理的問題への援助
家族に心理的問題があれば、その解決について話し合う。
H 家族内関係の調査
患者の方の兄弟関係やほかの同居家族との関係などについて話し合い、問題点があれば
改善する。
ニックネーム aimi at 07:33| Comment(1)
| 過食症の治療
2008年03月16日
過食症と小児科治療
■外来治療
小児科の外来治療は、身体的治療と面接の組み合わせが多く行なわれています。
小児科でも、心身症の専門外来がある所では、医師や心理士による専門的治療が受けられますが、そのような治療期間はまだ少ないのが現状です。小児科と精神科、小児科と他機関のカウンセラー、などといった複数の組み合わせで治療を行なうこともあります。
[過食行動を是正する治療方針のポイント]
第1期…治療を受けて過食症を克服しようとする意欲を高めることが目標
第2期…この段階では、いろいろな治療方法が始まります。
第3期…計画的に食行動を正していくことが目標
第4期…摂食スケジュールがだいたい守れるようになってきたらこの段階に入ります。摂食の自立と社会的行動の拡大が目的です。
以上のような、食行動に対する治療法を進めることと平行して、摂食以外の悩みや問題についても主治医と相談します。
主治医はその話をじっくりと聞き、ときには食事の指導よりも時間をかけます。
摂食は食事だけの問題ではなくさまざまな精神的問題が関係していますから、食事の問題が一時遠のいてもよいのです。
食事の問題はあくまでも生き方の問題への“かけ橋”にすぎません。
家族や親子関係のことでトラブルがある場合には、家族も一緒になって話し合いを行ないます。
また、盗み癖などが出てくる場合には、行動療法を用いて行動を修正します。
小児科の外来治療は、身体的治療と面接の組み合わせが多く行なわれています。
小児科でも、心身症の専門外来がある所では、医師や心理士による専門的治療が受けられますが、そのような治療期間はまだ少ないのが現状です。小児科と精神科、小児科と他機関のカウンセラー、などといった複数の組み合わせで治療を行なうこともあります。
[過食行動を是正する治療方針のポイント]
第1期…治療を受けて過食症を克服しようとする意欲を高めることが目標
第2期…この段階では、いろいろな治療方法が始まります。
第3期…計画的に食行動を正していくことが目標
第4期…摂食スケジュールがだいたい守れるようになってきたらこの段階に入ります。摂食の自立と社会的行動の拡大が目的です。
以上のような、食行動に対する治療法を進めることと平行して、摂食以外の悩みや問題についても主治医と相談します。
主治医はその話をじっくりと聞き、ときには食事の指導よりも時間をかけます。
摂食は食事だけの問題ではなくさまざまな精神的問題が関係していますから、食事の問題が一時遠のいてもよいのです。
食事の問題はあくまでも生き方の問題への“かけ橋”にすぎません。
家族や親子関係のことでトラブルがある場合には、家族も一緒になって話し合いを行ないます。
また、盗み癖などが出てくる場合には、行動療法を用いて行動を修正します。
ニックネーム aimi at 00:04| Comment(0)
| 過食症の治療
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