過食症の診断基準は、国や研究グループによって、細かい点に若干違いはありますが、
基本的症状はだいたい同じです。
診断基準の一つの例としてアメリカ精神医学会で作成されたものを示しました。
ただ単に食べる量が多いか少ないか、というよりは、過食で自分の生活が
振りまわされているか、という点にポイントがあります。
【 A 】
むちゃ喰いのエピソードの繰り返し、
むちゃ喰いのエピソードは以下の2つによって特徴づけられる。
1)他とはっきり区別される時間の間に*、ほとんどの人が同じような時間に
同じような環境で食べる量よりも明らかに多い食物をたべること。
*例…1日の何時でも2時間以内の間
2)そのエピソードの間は、食べることを制御できないという感覚。
(例…食べるのを止めることができない、または何を、
またはどれほど多く食べているかを制御できないという感じ)
【 B 】
体重の増加を防ぐために不適切な代償行動を繰り返します。
例えば、自己誘発性嘔吐、下剤、利尿剤、浣腸、またはその他の薬剤の誤った使用、
絶食、または過剰な運動。
【 C 】
むちゃ喰いおよび不適切な代償行動はともに、平均して、少なくとも3ヶ月間に
わたって週2回起こっている。
【 D 】
自己評価は、体型および体重の影響を過剰に受けている。
【 E 】
障害は、神経性無食欲症のエピソード期間中にのみ起こるものではない。
次ページではこの診断基準のそれぞれの項目を少し詳しく検討しながら、
過食症という病気にはどのような症状が見られるかを解説します。
2008年04月01日
過食症の診断基準と症状
ニックネーム aimi at 22:28| Comment(0)
| 過食症の症状
2008年03月31日
過食症の症状A
前ページ『過食症の診断基準』の解説です。
【 A 】
『むちゃ喰いのエピソードの繰り返し、
むちゃ喰いのエピソードは以下の2つによって特徴づけられる。』
比較的短時間に、たくさんの食べ物を食べるという現象です。
患者の方々の言葉を借りると、
「ワーッと」とか「ガツガツと」食べてしまうような食べ方です。
食べている最中に、
「また過食している」
「もうやめよう」
という思いが頭をかすめても、自分ではやめられない、自分で自分の行動を
どうしてもコントロールできないというこの「失コントロール感」が過食症の特徴です。
以前は、過食といえば、ほとんどの患者の方は自室でこっそりと食べていましたが、
家族の前で過食が出るケースも増えてきました。
でも、患者の方の両親の世代には、過食症のことはあまり知られていなかったので、
親からは、
「好きで食べてるんじゃないか」
「自分で食べてるんだからやめようと思えばやめれるはず」
としか思えません。
この意見の対立でさらにストレスを生むことがたびたびあります。
ガツガツと食べる様子を見て、家族が、
「みっともない」
「けだものみたい」
といったコメントをすることがあり、その結果、
「家族にはわかってもらえない」
という思いを強くすることもあります。
症状が長年続いている例では、過食だけが唯一の楽しみというケースもありますが、
過食前の「食べたい」欲求のわりには、食べている最中の楽しみは少なく、
むしろ苦痛でさえあるのです。
【 A 】
『むちゃ喰いのエピソードの繰り返し、
むちゃ喰いのエピソードは以下の2つによって特徴づけられる。』
比較的短時間に、たくさんの食べ物を食べるという現象です。
患者の方々の言葉を借りると、
「ワーッと」とか「ガツガツと」食べてしまうような食べ方です。
食べている最中に、
「また過食している」
「もうやめよう」
という思いが頭をかすめても、自分ではやめられない、自分で自分の行動を
どうしてもコントロールできないというこの「失コントロール感」が過食症の特徴です。
以前は、過食といえば、ほとんどの患者の方は自室でこっそりと食べていましたが、
家族の前で過食が出るケースも増えてきました。
でも、患者の方の両親の世代には、過食症のことはあまり知られていなかったので、
親からは、
「好きで食べてるんじゃないか」
「自分で食べてるんだからやめようと思えばやめれるはず」
としか思えません。
この意見の対立でさらにストレスを生むことがたびたびあります。
ガツガツと食べる様子を見て、家族が、
「みっともない」
「けだものみたい」
といったコメントをすることがあり、その結果、
「家族にはわかってもらえない」
という思いを強くすることもあります。
症状が長年続いている例では、過食だけが唯一の楽しみというケースもありますが、
過食前の「食べたい」欲求のわりには、食べている最中の楽しみは少なく、
むしろ苦痛でさえあるのです。
ニックネーム aimi at 15:31| Comment(0)
| 過食症の症状
2008年03月30日
過食症の症状B
前ページ『過食症の診断基準』の解説です。
【 B 】
『体重の増加を防ぐために不適切な代償行動を繰り返します。例えば、自己誘発性嘔吐、
下剤、利尿剤、浣腸、またはその他の薬剤の誤った使用、・食、または過剰な運動。』
過食を続ければ体重は増えます。
過食症の患者の方のほとんどが、「太りたくない」気持ちがたいへん強いのです。
したがって、体重を減らすためにいろいろなことを試すのです。
過食のたびにかならず吐いてしまうこともまれではありません。
食べ過ぎて気持ちが悪くなり、自然に吐いてしまうこともあるのですが、多くは、
自分で吐こうという意図を持って、指をのどに突っ込んだりして吐く「自己誘発性嘔吐」です。
最初から吐くことを前提に、吐きやすい工夫(水を飲むとか、ヨーグルトのような
流動物をたくさんとるなど)をしていることもあります。
吐く以外に、下剤や利尿剤をたくさんのんでしまうこともあります。
また、利尿剤を常用すると、一日でも服用しなければ尿が出にくくなって
むくんだりするようになり、それがいやで服用量の増加につながります。
利尿剤によって身体の体賊バランスを人工的に操作していると心臓に負担がかかり、
【生命に危険】が及ぶこともあります。
ここに述べた、嘔吐、下剤や利尿剤の乱用は、血賊中のカリウムを減少させることが
知られています。
【 B 】
『体重の増加を防ぐために不適切な代償行動を繰り返します。例えば、自己誘発性嘔吐、
下剤、利尿剤、浣腸、またはその他の薬剤の誤った使用、・食、または過剰な運動。』
過食を続ければ体重は増えます。
過食症の患者の方のほとんどが、「太りたくない」気持ちがたいへん強いのです。
したがって、体重を減らすためにいろいろなことを試すのです。
過食のたびにかならず吐いてしまうこともまれではありません。
食べ過ぎて気持ちが悪くなり、自然に吐いてしまうこともあるのですが、多くは、
自分で吐こうという意図を持って、指をのどに突っ込んだりして吐く「自己誘発性嘔吐」です。
最初から吐くことを前提に、吐きやすい工夫(水を飲むとか、ヨーグルトのような
流動物をたくさんとるなど)をしていることもあります。
吐く以外に、下剤や利尿剤をたくさんのんでしまうこともあります。
また、利尿剤を常用すると、一日でも服用しなければ尿が出にくくなって
むくんだりするようになり、それがいやで服用量の増加につながります。
利尿剤によって身体の体賊バランスを人工的に操作していると心臓に負担がかかり、
【生命に危険】が及ぶこともあります。
ここに述べた、嘔吐、下剤や利尿剤の乱用は、血賊中のカリウムを減少させることが
知られています。
ニックネーム aimi at 08:54| Comment(0)
| 過食症の症状
2008年03月29日
過食症の症状C・D
前ページ『過食症の診断基準』の解説です。
【 C 】
『むちゃ喰いおよび不適切な代償行動はともに、平均して、少なくとも3ヶ月間に
わたって週2回起こっている。』
過食の頻度が毎日ということもまれではなく、週2回というのは一応の目安です。
週2回以上かならず症状が出ると、日常生活にかなり支障をきたします。
【 D 】
『自己評価は、体型および体重の影響を過剰に受けている。』
健康な人にもときどき見られる、「いやなことがあって食べ物で発散」というケースとは
違うところです。
健康な人がたまに大食する場合は、食べたあとで、
「また大食いしてしまった、太ってしまった」
といやな気分になるかもしれませんが、
大食いした
→自分は醜く太ってしまった
→だから自分はもう人前には出られない
とまで思いつめることは少ないでしょう。
過食症の場合は、太っている自分は
「醜い」
「暗い」
「汚い」
「いやしい」
「だらしない」
と、考えられる限りのいやなイメージが出てきて、
「絶対友達には会えない」
「人にじろじろ見られている気がする」
極端な場合には、
「もう死ぬしかない」
と思ってしまうのです。
過食の結果実際には体重が増えた場合はもちろん、かならずしも体重には反映しない
ような過食発作のあとにもそうおもってしまうことがあります。
「万引き」もよく見られる症状です。
万引きするものは、パン、お菓子など、多くは過食関連のものです。
高価なもののことは少なく、万引き以外の犯罪性を合わせ持つものはまれです。
大好きな食べ物をいつも我慢している気持ちがふと出るとか、食べ物と自分だけの
世界に入ってしまって現実のことを一瞬忘れてしまうという心理的メカニズムが
働いていると考えられます。
品物があまり価格の高いものではないことが多いので、お店でも見逃してくれる
こともあります。
あまり頻繁な場合は、しかるべき対処をしてもらうほうが、患者の方が現実に
目を向けるきっかけになることもあります。
【 C 】
『むちゃ喰いおよび不適切な代償行動はともに、平均して、少なくとも3ヶ月間に
わたって週2回起こっている。』
過食の頻度が毎日ということもまれではなく、週2回というのは一応の目安です。
週2回以上かならず症状が出ると、日常生活にかなり支障をきたします。
【 D 】
『自己評価は、体型および体重の影響を過剰に受けている。』
健康な人にもときどき見られる、「いやなことがあって食べ物で発散」というケースとは
違うところです。
健康な人がたまに大食する場合は、食べたあとで、
「また大食いしてしまった、太ってしまった」
といやな気分になるかもしれませんが、
大食いした
→自分は醜く太ってしまった
→だから自分はもう人前には出られない
とまで思いつめることは少ないでしょう。
過食症の場合は、太っている自分は
「醜い」
「暗い」
「汚い」
「いやしい」
「だらしない」
と、考えられる限りのいやなイメージが出てきて、
「絶対友達には会えない」
「人にじろじろ見られている気がする」
極端な場合には、
「もう死ぬしかない」
と思ってしまうのです。
過食の結果実際には体重が増えた場合はもちろん、かならずしも体重には反映しない
ような過食発作のあとにもそうおもってしまうことがあります。
「万引き」もよく見られる症状です。
万引きするものは、パン、お菓子など、多くは過食関連のものです。
高価なもののことは少なく、万引き以外の犯罪性を合わせ持つものはまれです。
大好きな食べ物をいつも我慢している気持ちがふと出るとか、食べ物と自分だけの
世界に入ってしまって現実のことを一瞬忘れてしまうという心理的メカニズムが
働いていると考えられます。
品物があまり価格の高いものではないことが多いので、お店でも見逃してくれる
こともあります。
あまり頻繁な場合は、しかるべき対処をしてもらうほうが、患者の方が現実に
目を向けるきっかけになることもあります。
ニックネーム aimi at 13:07| Comment(0)
| 過食症の症状
2008年03月28日
過食症の身体的合併症
大人にしても子どもしても、実際、過食症の致命率について正確な報告はありません。
しかし、ときには入院も必要となる身体的合併症が原因で
【死に至る】こともあります。
実際、過食症の成人で、食堂裂孔による激しい内出血を起こし、亡くなったケースも
あります。
過食症の子どもたちのなかにも、拒食症の子どもと同様の飢餓期間を経ている人が
たくさんいるので、過食症の身体的合併症には、拒食症のそれと重なるものが
多くあります。
しかし、過食症の場合、ほとんどのケースでむちゃ食いとパージングが
特徴的に
見られることから、過食症のほうにより多く見られる独自の身体的合併症があります。
たとえば、次のようなものです。
1.低カリウム血症アルカローシスまたはアシドーシス
2.低クロール血症
3.脱水症
4.腎臓障害
5.けいれん
6.心臓の不整脈
7.メチンによる心筋の毒性(吐根シロップの使用が原因)
8.歯のエナメル質の喪失とむし歯
9.耳下腺の腫れ、血清アミラーゼ濃度の上昇、胃の膨張
10.筋肉のけいれんとテタニー
しかし、ときには入院も必要となる身体的合併症が原因で
【死に至る】こともあります。
実際、過食症の成人で、食堂裂孔による激しい内出血を起こし、亡くなったケースも
あります。
過食症の子どもたちのなかにも、拒食症の子どもと同様の飢餓期間を経ている人が
たくさんいるので、過食症の身体的合併症には、拒食症のそれと重なるものが
多くあります。
しかし、過食症の場合、ほとんどのケースでむちゃ食いとパージングが
特徴的に
見られることから、過食症のほうにより多く見られる独自の身体的合併症があります。
たとえば、次のようなものです。
1.低カリウム血症アルカローシスまたはアシドーシス
2.低クロール血症
3.脱水症
4.腎臓障害
5.けいれん
6.心臓の不整脈
7.メチンによる心筋の毒性(吐根シロップの使用が原因)
8.歯のエナメル質の喪失とむし歯
9.耳下腺の腫れ、血清アミラーゼ濃度の上昇、胃の膨張
10.筋肉のけいれんとテタニー
ニックネーム aimi at 02:11| Comment(0)
| 過食症の症状
2008年03月27日
場合によっては命を落とす!?
過食症の身体的合併症の詳細です。
1.低カリウム血症アルカローシスまたはアシドーシス
カリウム濃度の低下と酸/塩基の不均衡が、密接に関係しながら進行します。
カリウム濃度の低下に伴い、全般的な虚弱や身体の不調が目につくようになるかも
しれません。
しかし、カリウム濃度の低下による影響で最も破壊的なのは、
心臓の電気状態に
異常が現れることです。
これは、【死を招く】恐れもあります。
2・低クロール血症
これは血清クロール濃度の低下を示しています。
酸/塩基の不均衡のなか、身体が電気的中立を維持しようとして起こるものです。
塩化物が不足すると重炭酸塩濃度が上昇し、これが新陳代謝のアルカローシスを導くのです。
つまり、身体がアルカリ性物質(たとえば重炭酸塩など)を大量に蓄積しすぎて、
それをうまく中和できるだけの酸がなくなってしまった状態です。
これは血液検査によって確かめるしかありません。
3.脱水症
体液が減少したことが原因で、子どもの皮膚に乾燥が見られるかもしれません。
また、疲労感や、立ち上がった際に軽い頭痛を訴えることもあります。
4.腎臓障害
これには前腎性尿毒症、急性および慢性の腎不全が含まれます。
尿毒症というのは、血液中の窒素廃棄物(尿素とクレアチニン)が増加した状態で、
腎不全の兆候です。
尿毒症は、全身疲労、顔色の悪さ、拒食(食欲の喪失)およびむくみと
関連している
ことがあります。
前腎性というのは、この原因が腎臓の中にではなく、その前に位置することを示しています。
たとえば摂食障害による脱水症に関連し、水分量が低下するなどの原因が考えられます。
急性および慢性の腎不全というのは、腎臓の機能が悪化、もしくは不全となった状態です。
1.低カリウム血症アルカローシスまたはアシドーシス
カリウム濃度の低下と酸/塩基の不均衡が、密接に関係しながら進行します。
カリウム濃度の低下に伴い、全般的な虚弱や身体の不調が目につくようになるかも
しれません。
しかし、カリウム濃度の低下による影響で最も破壊的なのは、
心臓の電気状態に
異常が現れることです。
これは、【死を招く】恐れもあります。
2・低クロール血症
これは血清クロール濃度の低下を示しています。
酸/塩基の不均衡のなか、身体が電気的中立を維持しようとして起こるものです。
塩化物が不足すると重炭酸塩濃度が上昇し、これが新陳代謝のアルカローシスを導くのです。
つまり、身体がアルカリ性物質(たとえば重炭酸塩など)を大量に蓄積しすぎて、
それをうまく中和できるだけの酸がなくなってしまった状態です。
これは血液検査によって確かめるしかありません。
3.脱水症
体液が減少したことが原因で、子どもの皮膚に乾燥が見られるかもしれません。
また、疲労感や、立ち上がった際に軽い頭痛を訴えることもあります。
4.腎臓障害
これには前腎性尿毒症、急性および慢性の腎不全が含まれます。
尿毒症というのは、血液中の窒素廃棄物(尿素とクレアチニン)が増加した状態で、
腎不全の兆候です。
尿毒症は、全身疲労、顔色の悪さ、拒食(食欲の喪失)およびむくみと
関連している
ことがあります。
前腎性というのは、この原因が腎臓の中にではなく、その前に位置することを示しています。
たとえば摂食障害による脱水症に関連し、水分量が低下するなどの原因が考えられます。
急性および慢性の腎不全というのは、腎臓の機能が悪化、もしくは不全となった状態です。
ニックネーム aimi at 10:28| Comment(0)
| 過食症の症状
2008年03月26日
心臓にも支障をきたす、過食症
過食症の身体的合併症の詳細です。
5.けいれん
けいれんは、脳の神経単位が異常に、突然、過剰な放出を行うことを言います。
全般性けいれんが起こると、その間、意識を失い、筋肉がけいれんし、舌を噛む、
あるいは、尿失禁することもあります。
6.心臓の不整脈
心臓の鼓動が不規則になることを言います。
不整脈があっても、何の臨床的な兆候も症状も見られない患者の方は大勢います。
しかし、なかには動悸(最も一般的)、息切れ、胸痛、軽い頭痛、および
意識の喪失に気づく方もいるかもしれません。
不整脈も致命的となる恐れがあります。
7.メチンによる心筋の毒性(吐根シロップの使用が原因)
吐根によって心臓の筋肉が侵されると、心筋症が起こるかもしれません。
これは意識の喪失、疲労、および不整脈という形で患者の方に現れると考えられます。
これもまた致命的となる恐れがあります。
8.歯のエナメル質の喪失とむし歯
多くの場合、過食症によって歯に損傷が起こり、その結果、患者の方が頻繁に
歯の痛みを訴えることがあります。
また、傍らから見ても、歯の全般的な健康状態(および見た目の様子)が
悪化していることに気づくかもしれません。
頻繁に嘔吐を繰り返した結果、歯をすべて失ってしまう患者もいます。
9.耳下腺の腫れ、血清アミラーゼ濃度の上昇、胃の膨張
耳下腺が腫れると、患者の方の頬がまるで「シマリスの頬」のように見えることがあります。
10.筋肉のけいれんとテタニー
テタニーとは、発作性の筋肉のけいれんが断続的に起きることを言います。
テタニーは手足の緊張、感覚の麻痺、およびチクチクとした痛みを伴うこともあります。
5.けいれん
けいれんは、脳の神経単位が異常に、突然、過剰な放出を行うことを言います。
全般性けいれんが起こると、その間、意識を失い、筋肉がけいれんし、舌を噛む、
あるいは、尿失禁することもあります。
6.心臓の不整脈
心臓の鼓動が不規則になることを言います。
不整脈があっても、何の臨床的な兆候も症状も見られない患者の方は大勢います。
しかし、なかには動悸(最も一般的)、息切れ、胸痛、軽い頭痛、および
意識の喪失に気づく方もいるかもしれません。
不整脈も致命的となる恐れがあります。
7.メチンによる心筋の毒性(吐根シロップの使用が原因)
吐根によって心臓の筋肉が侵されると、心筋症が起こるかもしれません。
これは意識の喪失、疲労、および不整脈という形で患者の方に現れると考えられます。
これもまた致命的となる恐れがあります。
8.歯のエナメル質の喪失とむし歯
多くの場合、過食症によって歯に損傷が起こり、その結果、患者の方が頻繁に
歯の痛みを訴えることがあります。
また、傍らから見ても、歯の全般的な健康状態(および見た目の様子)が
悪化していることに気づくかもしれません。
頻繁に嘔吐を繰り返した結果、歯をすべて失ってしまう患者もいます。
9.耳下腺の腫れ、血清アミラーゼ濃度の上昇、胃の膨張
耳下腺が腫れると、患者の方の頬がまるで「シマリスの頬」のように見えることがあります。
10.筋肉のけいれんとテタニー
テタニーとは、発作性の筋肉のけいれんが断続的に起きることを言います。
テタニーは手足の緊張、感覚の麻痺、およびチクチクとした痛みを伴うこともあります。
ニックネーム aimi at 14:45| Comment(0)
| 過食症の症状
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